WEBライティングの基本とは?分かりやすい文章を作る7つのポイント

WEBライティングするには、「何か特別なスキルが必要なのでは?」と思っている人も多いのではないでしょうか。しかし、どんなジャンルであっても“分かりやすい文章を書く”ことがWEBライティングの基本です。
では、どういう点を意識してライティングすれば良いのか?このページでは、分かりやすい文章を作るためのポイントを7つに分けて詳しく解説します。実践することで、今よりもさらに質が良いライティングができるようになりますよ。

ポイント①自分の書きたいことではなく読者の目線で記事を書く

読者が求めることでは無く、「自分が書ける・書きたいこと」でライティングしていませんか。読者は、WEB上のコンテンツに対して『自分が探している情報があるか』を最優先します。ですので、自分がタメになる情報だと思って発信したことでも、<読者の目線に立った記事>でなければ読んではもらえません。
読者目線とはどのような目線であり、また何のメリットがあるのでしょうか?

読者目線の記事はユーザーファースト主義のGoogleからも評価される

読者目線で記事を書くとは、「読者のニーズに合致する情報を含めてライティングする」ことです。主体が読者なので、ユーザーを第一にした記事が完成します。読者を第一にすれば、何が得られるのでしょうか。答えは、「Googleで上位に表示されやすくなる」です。根拠は、

ユーザーに焦点を絞れば、他のものは後からみなついてくる。

引用元:Googleが掲げる10の事実

です。掲げている10の事実:最初の項目に“ユーザーに焦点を‥”と明記されていますね。書き手側も常に読者を意識してライティングすることで、Googleからも評価されます。結果、上位表示されてより読者の目に留まりやすくなる⇒読んでもらえることに繋がるのです。

読者目線の記事を書くことで得られるメリットを踏まえて、実際に何を意識してライティングすれば良いのか‥2つのポイントを説明していきます。

1.WEBライティング=読者は答えを探している

まず、同じライティングでもWEB上のものと本などの紙媒体とでは全く違う性質であることを知っておいてください。本は何が書かれているかを分かった上で、より深く知りたいために購入します。
しかしWEBに掲載されている文章やサイトは、読者が検索エンジンでキーワードを入力して→関連する記事が表示されます。つまり読者は、“キーワードに対しての”解答・情報”が欲しいから検索しているということ。本のように書き手であるライターが、どう思っているかなどは求めていないのです。
利用者が最も多い検索エンジン:Googleでも、

「完璧な検索エンジンとは、ユーザーの意図を正確に把握し、ユーザーのニーズにぴったり一致する答えを返すものである」と述べたことがあります。Google が実施しているテストでは、ユーザーが質問に対する答えをすぐに手に入れたいと考えていることが、長年にわたり一貫して示されています。

引用元:Google便利な検索サービス

このように明言しており、ユーザーは答えをすぐに欲しいからWEBで検索していることが分かります。

2.テーマごとのニーズを判断し記事に反映する

検索するジャンル・テーマが違えば、求める答えも違ってきます。例えば、
・体の不調や症状などの「健康」について検索:理由や対処法が知りたい⇒「悩み」を解決したい
・冷蔵庫が壊れたので買い換えたい:機能や容量・値段など、情報が欲しい⇒「比較」して決めたい
このように、検索されるテーマ・ジャンルによって読者が何を求めるのか?が全然違いますね。書き手側はニーズがどこにあるかを瞬時に判断して、記事に反映させていく必要があるのです。

ポイント②見出しごとに書く内容をはっきりさせる

次に、本文をライティングしていく際に必要不可欠な“見出し”について説明していきますね。WEBで読む際には、見出しを設定した文章の方が好まれます。本などの紙媒体とは違って、スマートフォンでもパソコンでもWEBサイトは縦にスクロールしてななめ読みするためです。
また見出しが完成した後も、見出しに沿う的確な内容(本文)を作り上げなければなりません。見出しを設定する際のポイントやメリットをまとめました。

見出しを付けることで簡潔にまとまり読みやすくなる

見出しが無く長文がダラダラ書かれていると、スクロールの手間が増えてすぐに他のサイトへと移ってしまいます。どんなに読者が求める情報を網羅した記事を書いたとしても、見出しが無いだけで離脱されてしまうのです。
見出しで区切ることで内容そのものが簡潔にまとまりますし、理解しやすくなります。また書き手側も内容を整理して伝えることができるので、誰が読んでも分かりやすい記事に仕上がりますよ。

Point!見出しを作る時は、タグが役立つ!

見出しを作る時は、以下の専用タグを使いましょう。

大見出しは、<h2>〇〇</h2>

中見出しは、<h3>〇〇</h3>

小見出しは、<h4>○○</h4>

と、○○にはタイトルを入力して見出しごとに使い分けてください。気を付けることは、h2→h3→h4と使う順序を間違えないことです。h3の次にh2・h2の次にh4などを使用すると、全体を見た時に変な構成になってしまうからです。

見出しだけで記事の概要が分かるようにする

見出しだけで、「何が書かれているかの概要が分かるように」作成しましょう。本ページではポイントを7つ紹介していますが、見出しがすべてポイント①・ポイント②‥などしか書かれていなければ読む気になりませんよね。伝えたい内容を要約して見出しに設定することで、読みやすさが格段にアップします。
また、冒頭文(WEBライティングするには~の部分です)の後に、目次として見出しの一覧を表示させることも効果的です。ユーザー側も記事の内容が一目で分かりますし、必要な章だけをピンポイントで読めるようにすると“サッと読み”したい時にも便利です。

ポイント③結論を先に書く

3つ目のポイントは、結論を先に伝えることです。今までにも説明してきた通り、WEBコンテンツを検索する読者は「すぐに解決したい」のが本音です。言い換えれば、最初に求めている結論=答えが書かれていないコンテンツは不要ということ。本のようにゆっくりじっくり読んで答えを得る、というスタイルは求めていないのです。
小説などであれば、起承転結と最後に結論が来ますね。しかしWEBライティングも同じように結論を最後にしてしまうと、読者は「自分が求めていることが書かれていない」と判断します。

結論ファースト:SDS法やPREP法を取り入れよう!

結論を先に書いた後の構成が分からない‥という人は、WEBライティングで良く使われているSDS法やPREP法を取り入れましょう。

SDS法とPREP法の違い

SDS法は、結論→詳細→結論の順序で構成します。
・Summary(結論)
・Details(詳細)
・Summary(結論)

PREP法は、結論→理由→具体的な例→結論の順序で構成します。
・Point(結論)
・Reason(理由)
・Example(具体的な例)
・Point(結論)

SDS法・PREP法、どちらも結論を先に・最後に結論をまとめとして構成していますね。本などで読み慣れている人は最初に結論を持ってくることに違和感を覚えるかもしれませんが、WEBライティングでは“結論が先”!「この記事はあなたが欲しい答えが書いてありますよ」というアピールにもなります。
WEBコンテンツを読むユーザーの心理をしっかりと把握し、結論を先に書くようにしましょう。

記事の内容によって結論の書き方は異なる

結論を先に書く方法は、内容によって様々です。例えばこの記事のように、冒頭部分で『分かりやすい文章を書くこと=WEBライティングの基本』と伝える場合もあれば、見出しのすぐ後に書く場合も。どちらが正解という決まりは無いので、記事の内容によって使い分ければOKです。

ポイント④根拠や証拠のある内容を書く

書いた内容に対して根拠や証拠があるならば、きちんと示すことがWEBライティングの基本です。具体例で見てみましょう。
<例>次に乗り換えたい車を探しており、良い車を見つけたい
A.ライター自身が好きな車だけを延々と紹介している記事
B.車を型ごとに分け、累計販売台数など他社と比較できるように書いた記事
どちらの記事が読みたいですか?と聞いた時に、おそらく100人中100人がB.の比較記事を選ぶでしょう。累計販売台数という証拠=実績が書いてあれば、思わず読みたくなりますよね。自分が読者の立場になって考えてみると、すぐに分かるはずです。

公的機関の情報などは信ぴょう性・説得力も増す!

第一章の中で、<読者目線の記事はGoogleにも評価される>とお伝えしました。根拠も何も無く、この一分しか書かれていなければどう感じますか?「なぜ評価されると言い切れるの?」と思う人が大部分でしょう。
しかし当記事では、<Googleが掲げる10の事実>を引用:リンク先として読者がアクセスできるようにしています。引用元の有無で、信ぴょう性はもちろん説得力も増しますね。

ポイント⑤適当なことを憶測で書くのではなく、公式サイトに書かれている内容を示す

根拠や証拠を示すことと少し似ていますが、分からないからと言って「憶測で適当なことを書く」のは絶対にNGです。公式サイトで調べた上で、情報発信するようにしましょう。読者は、WEB上に載っている文章・サイトの情報=すべて正しいという前提で読み進めるからです。
もし税金関連をテーマにする場合は、国税庁や税理士などで情報を集めます。自分がどう思うかは別にして、公式サイトに書かれていることを読者に示すのです。

「~だと思います。」の表現もできるだけ避けるべし!

正解が決まっていることなのに、「○○だと思います。」という表現はできるだけ避けてください。根拠がある上で書いていたとしても、「思います。」と書かれていれば(読者が)判断できないからです。憶測なのか?と思われがちですし、説得力は0です。
書き手の主観を入れて、文章を構成することもあるでしょう。伝える際に「~と思います。」と書いてしまうと、自信が無い・曖昧な印象を与えてしまいがちです。言い方を、「~が私の意見です。」と少し工夫してみましょう。読者に与える印象が、グッと変わりましたね。

ポイント⑥読みやすい文章を書く

読みやすい文章を書くことが6つ目のポイントです。読みやすい文章を書くためのコツを8つまとめました。

コツ1.できるたけ一文は短くする

一文はできるだけコンパクトに、短く構成しましょう。WEB上のコンテンツは、一文あたり35~40文字がストレスなく読める文字数と言われています。あまりに一文が長いと、読者は読む気が失せてサイトからの離脱に繋がりかねません。特に、「○○ですが△△」などは長文になりがちなので注意が必要です。「しかし」など接続詞を使って区切り、一文そのものを短くするよう心掛けてください。

コツ2.「である」・「ですます」調で、文末は統一する

文末は、「である」・「ですます」などどちらかに統一しましょう。ある文は「~である」、次の文は「~です」など混在することがないようにしてください。
「ですます」調で構成すると決めた場合、よくありがちな「~が可能!」という表現も控えましょう。文章にメリハリが付くようにも思えますが、「~が可能です」と統一した方がスマートです。

コツ3.句読点を付ける場所を間違わない

句読点の位置も、一歩間違えば支離滅裂な文章になってしまいます。ポイントは、実際に声を出して読んでみて「息を吸うタイミング」で付けること。句読点が無い文章は息苦しいですし、反対に単語ごとに付けると読みづらくなります。自分が会話をする際には、相手が聞き取りやすいように話しますよね。WEBライティングも通常の会話と同じです。文章を書いた後は、実際に読む癖を付けて適切な位置に句読点を付けましょう。

コツ4.無くて良い言葉は使わずシンプルに表現する

無くても良い言葉は使わない・シンプルに表現することも、読みやすい文章を作るコツです。まずは、無くても良い言葉から具体例で説明します。
「〇〇については・・であると言えます。」このような、回りくどい文章になっていませんか。一見どの言葉も必要に思えます。
では、「ついては・言えます」を無くして「○○は・・です。」と変えてみましょう。読みやすくなるだけでなく、変更後の文章でも充分に意味が伝わりますね。

もう一つは、シンプルに表現することです。
(変更前)WEBライティングを仕事にしたい人は、どこに応募するべきか
この文章をシンプルな表現に変えてみてください。
(変更後)WEBライターになるための就活方法
WEBライティングを仕事にする→WEBライター、どこに応募するべき→就活方法という言葉に置き換えてみました。動詞を単語に変えてみるだけで、ずいぶんとスッキリしますね。
無くて良い言葉を使う・シンプルに表現しないと、長文になりがちです。コツ1.の、「できるだけ短文に」からも遠ざかってしまいます。WEBコンテンツの読者へは、とにかくコンパクトな文章を作るようにしましょう。

コツ5.漢字・ひらがな・カタカナのバランスも意識する

文章は漢字・ひらがな・カタカナで構成されますが、バランスも意識してください。漢字ばかりだと堅苦しい印象を受け、ひらがなが多いと幼稚っぽくなります。文中にどのくらいの漢字が使われているかは、漢字使用率チェッカーでカウントしてみましょう。WEBライティングであれば、25%前後が適切な使用率です。20%以下なら不足・30%以上は多いと判断されます。
文字数と漢字使用率を同時にチェック/WEBライティング用ツールも、おすすめです。

コツ6.改行や装飾・表の使用などレイアウトも工夫する

読者目線の記事を作るには、“サイト全体のレイアウト”もとても大切です。
特に改行は、スマートフォンで読まれる場合に効果的です。画面が小さい分、適宜改行を入れないと文章全体が連続してしまいます。見た瞬間に「読みにくい」と、戻るボタンをクリックされて一文も読んでもらえない可能性があります。
また見出しや内容で、文字の大きさや色などを変えてみましょう。見出しは大きい字で・大事な部分は太い線を引く/色を変えて強調するなど、工夫するのです。文章で書きにくいものは、Excelなどで作った表なども使うのも効果があります。インパクトがあり、読者に伝わりやすいのでおすすめです。無理に文章で全て構成する必要はありません。

Point!スマートフォン用に「。」で改行を

ライティングする際にパソコンを使っている人が多いと思います。パソコンで改行した通りには、スマートフォンの画面で改行されないことをご存知でしょうか。特に「、」の位置で改行してしまうと、スマートフォン画面では変な位置で改行される可能性があります。「、」では無く、「。」のところで改行するようにしてください。

コツ7.箇条書きも取り入れる

文章で繋げるよりも、箇条書きを取り入れた方が分かりやすいこともあります。第一章:3つ目の小見出し.テーマごとのニーズ‥では
・体の不調や症状などの「健康」について検索:理由や対処法が知りたい⇒「悩み」を解決したい
・冷蔵庫が壊れたので買い換えたい:機能や容量・値段など、情報が欲しい⇒「比較」して決めたい
このように箇条書きで表しました。1つの文章が長めですし、箇条書きにする方が視覚的にも分かりやすかったからです。SDS法・PREP法を解説している章でも同じことが言えます。

コツ8.リンク先はそのままURLを載せない

別サイトへの誘導すなわちリンク先を載せることは、ライティングした内容に補足するなどの時に役立ちます。しかしそのままURLを載せることは、止めた方が良いです。コツ5.でも記載しているような、“テキストリンク”というクリックすると別サイトへアクセスできるタグを使用しましょう。
テキストリンクのタグは、△△ です。
〇〇の部分に該当のURLを入れて、△△にサイト名を入れます。WEBコンテンツには△△部分だけが表示されて、クリックすると○○で入れたURLへとアクセスします。URLの文字列よりサイト名だけの方が圧倒的に見やすいですし、どんなサイト化もすぐに分かりますね。

Point!クリックできないなら下線は使用しない

上記のテキストリンクのタグを使うと、△△部分は『漢字使用率チェッカー』のように下線で表示されます。コツ6.で大事な部分には太い線を引くと言いましたが、これはテキストリンクと区別するためです。
ごく稀に、クリックできないのに下線が引かれているような紛らわしいコンテンツを見つけます。アクセスできると思ってクリックしたのに画面が移行しないーストレスは計り知れません。太い線や色を変えるなど、リンク先で無いなら下線は使わないようにしてください。

ポイント⑦提出前に必ず文章を読み返す

最後のポイントは、クライアントに提出する前に文章を読み返すことです。まずは、誤字脱字が無いか?次に、構成・見出しの順番や伝えたいことに統一性があるのかも再度確認しましょう。
ライティング中は良かれと思った文章でも、「この部分は不要」・「もうちょっと情報を付け加えよう」という修正点は必ず出てきます。全体を通して読んだ時に初めて気付くことも多いので、必ず読み返してチェックする癖は付けるべきです。

第三者に読んでもらう

自分が読んで理解できることが、読者にも理解してもらえるとは限りません。家族や友人など身近でも第三者に、完成した記事を読んでもらいましょう。ライティングについて全く分からない人が読んでも、「何が言いたいのか分かる」記事になっていればOKです。要は、自分だけの読みやすさで判断しないことです。

まとめ:WEBライティングは、常に読者を意識する!

WEBライティングの基本は、
・自分の書きたいことではなく読者の目線で記事を書く
・見出しごとに書く内容をはっきりさせる
・結論を先に書く
・根拠や証拠のある内容を書く
・適当なことを憶測で書くのではなく、公式サイトに書かれている内容を示すなど。
・読みやすい文章を書く
・提出前に必ず文章を読み返す
以上7つのポイントを押さえて、分かりやすい文章を意識してください。長くなりましたが、すべての共通点は“読者の立場で考える”ことです。読者ファーストを決して忘れず、1つでもWEBライティングに活用して頂ければ幸いです。

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